3月3日(日)、ひな祭りの日。PTA未来塾主催「友だち100人プロジェクト」が開催されました。この日は、「耳の日」ということもあり、お二人の講師をお招きして、お話を聞く会を行いました。
講師のお一人目は、今本由紀さんです。東京オリンピックの聖火ランナーを務められた経験をお持ちです。盲ろう者である今本さんは、伴走の方と一緒に聖火をもって走られました。そのときのことや、目や耳が不自由な方とのコミュニケーションの取り方などを、実生活の体験から教えてくださいました。「夢は必ずかなう」という力強いお言葉を私たちにくださいました。本物の聖火も持たせてくださいました。
お二人目は、逢坂地区にお住いの住職である山田節子さんのお話を聞きました。山田さんは、母でありながら病気と闘い、お子様と一緒に体を動かすことができなかったそうです。お子様のために「絵本の読み聞かせならできる」と、たくさんの絵本を読んで聞かされました。それがいつしか、周りの学校など、たくさんの子どもたちに絵本の楽しさを伝えるようになったというお話をしてくださいました。「あたりまえの生活が、一番ありがたいこと。とってもすてきなこと。」ということを教えてくださいました。また、今年の「友だち100人プロジェクト」のテーマでもある「多様性」の理解に関わる本を3冊も読み聞かせてくださいました。
ひな祭りということもあり、途中でおいりやおだんごのお菓子を食べたり、手遊びをしたりと、楽しいひとときを過ごしました。6回の「友達100人プロジェクト」のよいまとめができました。
お二人の講師の方、これまでたくさんご参加くださり、友だちになってくださった留学生の方や他校の方々、そして、毎回楽しく学ぶ企画を考えてくださったPTA未来塾のお父さん、お母さん、本当にありがとうございました!