2024/03/16

第77回卒業証書授与式

  3月15日(金)、令和5年度第77回卒業証書授与式を挙行しました。今年度は、コロナ禍前の卒業式の形に戻し、多くの方に声をかけたところ、東郷地域をはじめとするご来賓の皆様16名がご列席くださり、盛大に行うことができました。今年は、卒業生、在校生それぞれが互いに卒業式に向けて書いたメッセージと「呼びかけ」を融合させ、感謝と、未来への希望を願い、心をこめた式を目指して取り組んできました。

 卒業生3人は、堂々と卒業証書を受け取りました。そして一人一人が「門出の言葉」のセリフを多く担当しながらも、会場に響き渡る声で、6年間の思い出や、お世話になった地域の方、保護者への感謝を伝えました。この3人は、いつでも在校生の手本となって本校のリーダーとしてこの1年間を過ごしてきましたが、本日、最後の晴れ舞台で、東郷小学校の最高学年たる姿を在校生に示してくれました。

 在校生は、3人のことを尊敬し、大好きでした。「この思いを言葉と歌で届けるんだ」と、力いっぱい自分の役をやり切りました。

 本校独自の取組であるトーンチャイム演奏も披露しました。今年、連合音楽会やにじいろコンサートで演奏してきた「いのちの歌」です。27人の心を一つにして、何度も演奏してきたこの曲も本日で最後でしたが、体育館にやさしい音色が響きました。

 今年の卒業式は歌にも力を入れました。卒業生はRADWIMPSの「正解」を東郷バージョンに自分達でアレンジして歌いました。途中から卒業生の語りや、担任のソロ、職員のコーラスも入れながら、最後は全校で「はじめ!」と高らかに歌い、卒業生の未来への旅立ちの背を押しました。在校生の歌も、すみきった声で体育館に響き、多くの来賓の方からお褒めの言葉をいただきました。

 教室での最後の授業を担任が行った後、複式の学級で共に過ごしてきた5年生が、サプライズで教室にやってきました。折り紙でつくった花束と、手作りのプレゼントを渡し、歌を歌いました。卒業生も嬉しそうに聞いていました。

 花道で卒業生を見送った後も、在校生みんなが名残惜しく、いつまでも卒業生とふれあい話をする姿がありました。全校から愛される、本校自慢の6年生でした。

 学校長式辞で、はなむけとして贈られた「わらしべ長者」の話。いろいろな人との出会いを生かし、自分の利益ばかり求めず他人に与え、躓いて転んでも、そこから前向きなれるという卒業生へのエールを胸に、中学校、そして未来を、東郷で培った力と思いやりをもって、幸せに歩んでほしいと願っています。3人の卒業生、本当におめでとう!そしてありがとう!











 






































10万円で買ったもの

  3月10日(月)、創立150周年誕生祭の「学校かくれんぼ」で子どもたちが受け取った賞金10万円で買い物をしたものが、続々と届きました。子ども会議で協議を何度もして、何を買うかをしぼってきました。最後には「みんなが楽しく使えるもの」に決まり、6年生が代表で選んでくれました。ボー...